自然素材
⁂ 自然派素材への思い入れ
大工の棟梁として40数年経ちましたが、私が一貫して使用してきましたのが、自然派素材です。近年、様々な新建材が利用され
大変便利に、効率よく住宅を建てられるようになりました。
しかし、残念ながら私たちの身体に悪影響を及ぼすシックハウス症候群や
各種アレルギーを引き起こすようになってしまったのは、皆さまもご存じの通りかと思います。その後、行政等の厳しい基準で対応がなされて
おりますが、まだまだ多くの方々が同様の問題に悩まされています。
スズセイホームは、根本的な部分を変えなくてはこうした問題の解決にはならないと考え、40年来自然派素材の利用にこだわり続けてきました。
今日までシックハウス症候群や各種アレルギーが引き起こされたとの報告を頂いた例は無く、やはり長い日本の風土、気候の中で育まれた素材は身体に優しく、
正しい選択であったと日々感じております。
⁂ 自然素材の良さ
リフォームが必要な時期にその差が
出てきます!
*有害な化学物質を含まない素材選び
*無垢材は経年変化と共に味わいに
「無垢材」や「塗り壁」、「障子」、「畳」等に使われる自然素材は、長く家族の健康を見守ってくれます。
例えば、現代における数々のストレスから気持ちを開放してくれ、精神の安定が図れるなどの効果も
報告されています。
また、自然派素材は時間が経てば経つほど、味が出てきます。特に無垢材はあめ色に変わり、新築にはない
独特の雰囲気の空間に変わって行きます。自然派素材の利用は古来からの日本の工法であるにも
かかわらず、職人技術の低下、新建材の利用による汎用化によって今日では非常に貴重なものになりつつあります。
力強くも温かみのある
無垢材の構造体木の風合いが美しい
無垢材の床室内との調和を大切に
作られた床下収納
調湿効果や温かい質感の
霧島壁仕上げ熟練の職人が様々な表情の
仕上がりを可能に
⁂ 家を守る技術
逃げの無い確かな技術があります!
*気候・風土に合った日本古来の「真壁」工法
*木造らしい仕上がりや香りをお届けします
「真壁(しんかべ)」は、柱や梁を室内側に見せるようにした
日本古来の内装仕上げです。昔の日本家屋は柱と柱の間を土壁
で作る
工法が主流だったので、おのずと柱が室内側(屋外側が真壁仕上げの場合もあります)
に見えてきていたわけです。この真壁仕上げの一番のメリットは、
柱・梁などの構造材が呼吸できるというところです。
一方で、作り手には非常に経験が必要とされる仕事といえます。何せ、逃げを打つことができず隠せませんので、残念ながら標準の仕上げとしては少なくなってきました。